ウェブサイト集客に悩むのはSEO弱者か?
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わたしは大手から個人商店まで、サイト制作やプランディングに携わらせてもらっているのですが、基本的には中小規模のウェブサイトが多いです。
この中小のウェブマスターはわりと早くに自社サイトを立ち上げたところが多いのですが、話を聞くとSEOに関しての意識に二極化が進んでいるよう見えます。
Googleの流れを読み、コンテンツの強化に力を入れて集客している方もいるし、うまくターゲッティングできていることで、今でも当初と変わらずコンバージョンを得ているサイトもあります。
逆に先行者利益的なものを失い、最近では集客に苦しんでいるサイトオーナーも多いです。
たちが悪いのがどこから聞きかじったか、古いブラックSEOを今でもせっせとやってる。
「検索順位が落ちる一方だが、原因が分からない」
と悩んでいるそんなパターンです。
きつい言い方をするとSEO弱者とでもいうのでしょうか。
そういう方の特徴が自分で設定したキーワードでの検索順位の上下に一喜一憂するということです。
ですが、実際の流入やコンバージョンはというと、ほとんど意識していない。
そのキーワードで流入してますか??
キーワードにマッチしたコンテンツでしょうか??
コンバージョンに繋がってますか??
などなど、普通にサイト運営している方には信じられないかもしれないんですが、意外に多いんですね。
しかしですね、みんな一生懸命なんです。
それだけは伝わってきます。
ですから、わたしも微力ながら仕事抜きでも相談にのり、アドバイスをさせていただくことがあります。
その際に必ずいうのがSEOは実際以上にサイトの評価を上げるものじゃないということです。
「検索エンジンに正確な内容を伝えること」
本当にここを勘違いしている方が多いです。
SEOとはwebサイトに集客するための魔法だと考えているようです。
ですから、いまだに自作自演の被リンクが中心のSEO業者に引っかかるわけです。
仮に今効果があったとしても、それが来年、いや数カ月経つとマイナス評価なる可能性だってあるんです。
内的SEOとしてサイトにマッチしたコンテンツを作るというサービスもあるようですが、あなたのサイトのことを一番分かっているのはあなた自身です。
それ以上のコンテンツなんか書けるわけがないんです。
まあ、実際、テクニック的なものはあるんですけど。
結論として、SEOなんか分からなくても集客はできます。
とりあえず、そのグレーな手法をやめるだけでもサイトの基礎評価が上がる可能性があります。
SEOに弱いと自覚しているのであれば、ユーザーの視点に立ったコンテンツを作ることだけを意識しましょ。
頑張るポイントを間違えないでほしいです。
本日もそのような方と面談します。
さて、どんなことになってるサイトだろう・・・